2022年4月30日土曜日

外科医が年をとると


 40代後半になり自分の体の変化で感じること。まずは体力が落ちました。

 

当直明けのしんどさが堪える、

エナジードリンクに手を出して束の間のハイな気分で乗り切ろうとする、

細い糸が見にくい、

無影灯が暗いときは余計に感じる。

 

でも幸いまだ手が震えないから外科医は続けていられそうです。

若い時の体力はないが、休息の仕方は上手になる。

椅子の背にもたれたまま仮眠ができると一時復活。これは明らかに若いときより上手になりました。

 

患者の状態変化の予測がある程度できるようになって、想定外の事態は減る。

それでも振り回されることがなくならないあたりが医療の難しいところ(自分の能力のせいか・・・)。

 

でも臨床への熱意が衰えないうちは外科医は続けたいと思っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿

医師のキャリア形成

  医師は医学部を卒業して国家試験に合格し、臨床研修医になった瞬間から医師としてのキャリア形成が始まります。ここでいうキャリアとは臨床として経験を積んでいくことを指し、研究・学位取得などのアカデミックキャリアのことではありません。 まず医師になって 5 年間は通常研修医・専攻...