2022年5月14日土曜日

医師としての能力の見せ方


 自分の持っているスキルや能力(概ね医師としての)をどのようにアピールするか、をよく考えます。アメリカでは医療ドラマなどを見ていても「私出来ますっ!」って積極的アピールをすることが多いと思いますが、やはり日本人には馴染まない印象ですね。

「能ある鷹は爪を隠す」ではありませんが、人より秀でていることをことさら強調するよりは、さらっと、そしてそつなく仕事をこなす外科医がかっこいいと思ってしまいます。

    「あの先生は実は仕事が早い」

    「患者さんとのトラブルは聞いたことがない」などなど、

 いい意味で周りから言われてみたいものです。

 新しい職場では、あまりおとなしくしていてもすぐには評価が上がりませんが、ちょっと相談しに来る方がお願いしにくそうな頼まれごとを「あ、いいっすよ」と軽やかに請け負い、テキパキこなす、というのが自分の能力を最大限に見せつけられる機会だと思っています。

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